Brough Turner ブログ

Brough Turner のブログはなかなかおもしろそうだ。

今回引っ掛かったのは、ルーマニアやパキスタンでは、キャリアでないその辺の人? まあ、ちょっと電気系に詳しい人で商才にも長けているような人なんだと思うけど、そういう人が、勝手に光ファイバーを電柱や信号機などに架設して、ラストワンマイルをやっちゃってるって話。

Community Networks — the Robin Hood Approach

where essentially anyone can string cables in public rights-of-way

TurnerさんをGoogle Readerに追加しちゃったけど、だんだんfeedが増えてきて読み続けられなくなる可能性大!

ところで、”ロビンフッド・アプローチ”とは、持てるものから持たざる者へ再配分することを意味している。

携帯電話の着信料金もその例としてあげられている。

Roaming charges are like Robin Hood, MEP says 

その仕掛けはこうだ。

まず、携帯電話は先進国では早く普及する。次に、周辺の発展途上国に普及の輪が広がってくるわけだが、途上国側では、政策的に着信料金を高くする。途上国でのサービスが開始される時点では、すでに普及が進んでいる先進国からの通話が期待できる。この部分の利益を国内に還元することで、先進国から発展途上国への富の再配分が行われるということだ。

他の例としては、高額所得者の税金を高くする場合に、ロビンフット税などと呼ばれるようだ。

Please Call Me

Please call me というサービスが南アフリカにある。(他の国や地域にもあるそうだが、未確認)

これは、GSMのUSSDを利用するものである。

USSDは、通話路を使うのではなく、信号網でメッセージを送るもの。これを使うサービスには、呼び返しのほか、天気、株価などの情報サービスにも使われる。→南アフリカTruTeq

Please call me は呼び返しを行うためのサービスで、Vodacomでもサービスされている。Vodacomのサービスでは、「*140#」とダイヤルすると、「CallMe Menu」の画面が表示され、それに従って、自分の名前(10文字以内)、メッセージ(かけてもらいたい電話番号)を入力する。そうすると、相手にショートメッセージが届く。このサービスは無料である。ただし、1日に7通まで。

このサービスを使って、HIV,AIDSと戦うためのキャンペーンが南アフリカで行われている。

プロジェクト「Masiluleku」発音は(マシルレーグェ

上記blogの他、BBCMobileArchive blog後援する財団CNN(日本語)など参照のこと

HIV-AIDSに関しては、UNAIDS/WHOのレポートが詳しい。また、エイズHIV.jpも。

PCMについては、Vodafon egyptDigicel Pasific(international)Digicel Pasific

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