モバイル広告についての記事

PC=目的を持って使う、モバイル=ひまつぶし、という仮説。

状況に応じて、臨機応変に商材を変える、ニューヨークの露天商。

以下、記事の抜粋

Eli PortnoyはThinkNearの共同ファウンダ

モバイルの収益化は口を開けて広告が落ちてくるのを待つことではない

なぜ、モバイル上の広告キャンペーンは費用効果が劣悪なのか?

多くの人はそれを、クッキーがないせいにする。クッキーは、Webでは広く使われているが、モバイルの世界にはない。しかしその技術的な理由がどうであれ、仮にクッキーがあったとしても、それでモバイルの広告が伸びることはないだろう。クッキーによるターゲティングは、閲覧履歴によるユーザの関心領域の把握だ。しかしモバイルのユースケースはWebと違うから、そのような把握が成り立たない。パソコンの上で、何か特定のものを探し、それによって閲覧履歴を生成する人も、モバイル上の動きは散漫で一貫性がない。パソコンを使うときには目的があり、モバイルは多くの場合無目的なひまつぶしだ。モバイルユーザの散漫な行動は、広告のターゲティングの手がかりになりにくい。

手がかりは歴史の中にある

そこに、クッキー革命がやってきた。そして広告主たちは、閲覧履歴という、ターゲティングのための手がかりを得た。そして検索広告以外のWeb上の一般広告が飛躍的に伸び、今では250億ドルの業界に成長している。

モバイル広告が伸びるためのキャンペーンのタイプとは?

モバイル上の、ターゲティングのための正しい手がかり、といえば、位置を挙げる人が多い。たしかにモバイルは持ち歩きするデバイスだし、しかもユーザは1日16時間身につけて、1日に40回、何らかの対話的なアクションのために携帯の画面に見入っている。しかも今ではスマートフォンにGPSが搭載され、ユーザの正確な位置が分かるようになった。

しかし多くの業界が、位置を地理的な場所としてしか扱っていない。その人が今どこにいて、その近くには何があるか、というあくまでも地理的な情報だ。でも、位置情報は実はそれだけではない。モバイルの位置情報は、人びとがどこにいて(〜どこに集まっていて)、何をしているか、そこで何が起きているか、という文脈的情報を知る手がかりになる。

モバイルとターゲティングの関係を誰よりもよく知っているのは、ニューヨークの露天商人だ。路上に台車を停めてDVDでもサングラスでも財布でも何でも売っているが、ポツリと雨が落ちてきたら台車に蓋をして、今度はその蓋の上で傘を売り始める。人びとが何をしているか(ニューヨーク市内を歩いている)、そこで何が起きているか(雨が降っている)、というターゲティング情報にぴったり合わせた商売をしているのだ。ターゲティング広告も、これを見習わなければならない。露天商の商売にとっても、適切性(レレバンス, relevance)が何よりも重要なのだ。

モバイルとその上の位置情報を使えば、広告主たちもニューヨークの露天商と同じく、適切なターゲティングができる。人が今どこで何をしているか、に合わせて適切な広告を出すのだ。

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